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株式の価額は0ですか?

贈与税の課税における「時価」は、原則は評基通により評価することとされております。 したがって、評基通に基づいて評価した価額が「0」である場合には、原則的に時価は0となります。 これは、贈与税は有償取引によるものではなく、無償による資産の移転を課税原因としていることから、評価の安全性等(無償取引にも関わらず、金銭で評価することの評価判断の不確実性とでもいいましょうか)から必ずしも時価評価はされていないという理由からのようです。 一方、譲渡所得(所得税)の課税における時価は、評基通により評価した価額ではなく、客観的交換価額ということになります(時価の概念が異なる)。

株式の価値ってなんですか?

いわいる配当です。 つまり株式は、投資家から見ると、過去に事業資金を企業に渡した代わりに儲けの一部を未来に受け取る権利を示すものなのです。 なので、株式をすべて保有した時の価値は、将来支払われる配当の”価値”をすべて集めたものであり、これが企業の価値です*2。

1株当たりの価値は同じですか?

”、 スパークス・アセット・マネジメント スペシャルレポート、 2018年5月21日 *2 ちなみに、株式をすべて保有している場合と一部分保有している場合とで、1株当たりの価値が同じであることは自明ではないのですが、通常は同じであると考えることが多いので、以後はその前提で話を進めます。 *3 ここで出てくる”予想”という言葉ですが、経済学では”期待”とよばれることがあります。 期待配当(配当の期待値)とか期待リターンとかよく使われますが、経済学に慣れてない人には分かりにくいと思いますのでここでは”予想”という言葉を使います。 *5 クリーンサープラスが成立していることが必要です。 これは、純資産は1年経つと、その1年間の純利益分だけ増え、配当した分だけ減るというものです。

単位株数とはなんですか?

単位株数(単位株式数)とは、 現在の単元株になる前の制度の株式のこと です。 具体的には単位株数=売買単位*のことをいいます。 (株式取引においては単元=売買単位のことを指します) 銘柄ごとに決められている最低売買単位のことを単位株 、 株式売買を単位株の整数倍で行う制度のことを単位株制度 といわれていました。 株式売買において、現在の単元株制度以前は 単位株制度 が敷かれていました。 単位株制度は1981年(昭和56年)商法改正によって導入され、2001年(平成13年)の商法改正で廃止 となりました。 単位株制度を要約すると、 株式の額面合計5万円を1単位とし、単位未満株(1単位未満の株式)保有の株主は議決権など株主の権利が認められないという制度 でした。

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